子供を置いての失踪、許される事ではないことを覚悟しろ

私の叔母が10年前ぐらいに家出した時の話を書きます。叔母の実家は九州で、結婚して旦那さんと子供二人(長女と次女)の四人家族で、関東に住んでいました。ある日、叔母の子供の長女から実家の祖父母(叔母からみたら両親)に、「お母さんが出ていった」と泣きながら電話がかかってきたそうです。詳しく話を聞いたところ、叔母の旦那は自営業で飲食店を経営していて、叔母はその手伝いをしていました。

叔母は勝ち気な性格で、その旦那さんも昔ながらの頑固な性格で昔から喧嘩が耐えなかったそうです。それでも、経営のため耐えて手伝いをしていたそうですが、ある日とうとう我慢の限界に達して、置き手紙を残し家を出たそうです。子供二人をおいて…。長女は高校生、次女は小学生でした。後日、叔母から旦那さんの元に離婚届が送られてきて正式に離婚したそうです。

子供は旦那さんが1人で面倒見ることになりました。その数年後、長女と次女が夏休みを利用して九州の祖父母の家に遊びに来ました。長女と次女は変わりなく普通に見えたのですが、二人が帰ったあと祖父母が急に泣き出していたのを今でも覚えています。長女と次女の不憫な境遇に心を痛めたのと、叔母に対する悲しみが入り交じっていたのだと思います。

叔母に連絡がついたのはそれから五年後のことでした。誰も探そうとはせず探偵のたの字も出てきたことはありません。その頃、祖父母の家に無言電話が多発して、叔母じゃないかとの話になっていました。何回か電話をとるうちに、叔母が謝罪の言葉を口にしたそうです。それ以降連絡はとれる状況にはなりましたが、お金の無心をしてきたり、心からの反省はないように感じました。何より叔母の娘である、長女と次女は許していないようです。私も家族として、年老いた祖父母に心労をかけてきた叔母をいまだに許せません。